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夜間痛で眠れない方へ

「夜、寝返りを打つだけで激痛が走る」 「服を着替えるのが一苦労」 そんな辛い五十肩ですが、実は「人によって痛い場所がバラバラ」だということをご存知でしょうか?

 

「友達は後ろが痛いと言っていたのに、私は前の方が痛い…」と不安になる必要はありません。五十肩は、肩の周りにある複数の組織が複雑に絡み合って起こるものだからです。

 

1. 五十肩の正体は「炎症のドミノ倒し」

五十肩といっても、実際に悲鳴を上げている部位は人それぞれです。当院では、まず「どこが原因か」を細かく特定することから始めます。

 

肩の前側が痛い: 「上腕二頭筋長頭腱」という力こぶの筋肉や、「大胸筋」の緊張が原因かもしれません。

 

肩の外側・上が痛い: 「三角筋」や、クッションの役割をする「肩峰下滑液包」に炎症が起きている可能性があります。

 

肩の奥や後ろが痛い: 肩を支えるインナーマッスル「腱板(特に棘上筋)」のトラブルが考えられます。

 

このように、原因が違えばアプローチすべき場所も変わります。自己流のストレッチで悪化させてしまう方が多いのは、この「痛みのトリガー」を見誤っているからなのです。

 

2. なぜ「鍼灸」が五十肩に効果的なのか

炎症が起きている場所は、血流が悪くなり組織が硬くなっています。 鍼灸(しんきゅう)の得意分野は、指が届かない深層の筋肉や、ピンポイントの炎症部位に直接アプローチすること。

 

痛みの緩和: 神経を鎮め、即効性のある除痛を目指します。

 

可動域の改善: 固まった大胸筋や棘上筋を緩め、スムーズな動きを取り戻します。

 

修復の加速: 血流を促し、傷ついた組織の再生をバックアップします。

 

3. 「食事」を見直すと、体はもっと早く変わる

さらに、当院が大切にしているのが「食生活のアドバイス」です。 実は、体の炎症(痛み)の引きやすさは、日頃食べているものに大きく左右されます。

 

「炎症(痛み)=火事」

炎に燃えやすい油をぶっかけたら想像つきますよね?

アルコール、甘いもの、脂っこいものは炎症性疾患を悪化させるだけです。

だから食生活の見直しが必要なのです。

 

糖分の摂りすぎは、体を「糖化」させ組織を硬くしてしまいます。

また、良質なタンパク質や脂質が足りないと、傷ついた腱の修復が進みません。

 

「鍼灸で外から整え、食事で内から変える」。

この両輪を回すことで、長引く五十肩が驚くほど楽になります。

実は、院長本人が五十肩(左右)を経験済みです・・・。

 

あきらめる前に、一度ご相談ください

五十肩は「放っておけば治る」と言われることもありますが、適切なケアをしないと肩が固まったまま(拘縮)になり、数年単位で不自由な思いをすることもあります。

 

「どこが痛いのか」を一緒に紐解き、痛みのない日常を一日でも早く取り戻しませんか?